2020-05-11

ヘルメットにウィンカーを搭載してみた

数年前に製作して個人的にはすでに十分実用化しているのでここで公開する。
ロードバイクに乗る人の間で右左折時等の手信号はそこそこ定着していると思う。私も右左折時には出す様にしているが、片手運転になるので坂だったり、段差があって不安定になる場合は安全優先だ。自転車用ウィンカーも売ってはいるが、操作が煩わしくイマイチの感がある。そこでヘルメットにつけてハンズフリーで動作するウィンカーを作った。
ウィンカーの起動は頭を左右に振った時の角加速度を検出している。止める時は頭を前に傾ける。自分では点灯しているかどうか見えないので同時にブザーを鳴らした。左右で音程を変えている。ブザー音は信号待ち等でちょっと恥ずかしいが、周りに注意を喚起する意味では有効だ。映像では首がカックンとなって辛そうだが、慣れると全然平気だ。
前方左右にもLEDをつけた。また暗くなると自動で点灯する様にした。
特に夜間に目立つので冬季の通勤時には重宝していた。また、ロードではお連れさんが後ろに居る時に、曲がるところがよく判ると好評だ。
本来ならウィンカーはオレンジ色にすべきだが、カラーLEDを使っているので嬉しがってカラフルにしてある。昼間は輝度が足りないが、猫目さんの技術なんかでプリズムを使えば解決できるはずだ。しかしそこまで手が出せないので今はここまで。ちなみにケースは百均の綿棒ケースを薄くスライスして、継ぎ目はゴムシートで防水した。Lipoバッテリーは充電回路と共にフリスクケースに入れた。製作して数年経つが、特に壊れることもなく良く働いてくれている。

使用部品
・Arduino Pro mini 8MHz 3.3V
・MPU6050
・WS2812 x24
・CDS
・Lipo 1cell

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