2019-11-28

ディープ・スペース・ステーションK-7用リモコン その1

ディープ・スペース・ステーションK-7用のリモコンを作ります。
K-7を作っている時は以前リモコン戦車用に作ったリモコンを使っていたのですが、電池消耗を考えてパワースイッチがついていました。K-7を照明として使うにはいちいちパワースイッチを入れてからボタンを押さなければなりませんでした。そこで、ArduinoのSLEEPモードを使って作ってみます。
まずはSLEEPモードを調べてみました。Arduinoのスリープモードは以下の6種類があります。今回は一番消費電力が少ないパワーダウンを使ってみます。
モード名
mode
内容
アイドル
SLEEP_MODE_IDLE
システムクロックは停止。
周辺回路へのクロックは供給。
復帰方法:
外部割込、ウオッチドックタイマー、ADC変化、RESETピン
ADCノイズ低減
SLEEP_MODE_ADC
ADC変換ノイズ低減。
パワーダウン
SLEEP_MODE_PWR_DOWN
外部発振器停止。
復帰方法:
外部割込、ウオッチドックタイマー、RESETピン
※もっとも消費電力が少ないモード
パワーセーブ
SLEEP_MODE_PWR_SAVE
タイマー用の外部発振器は動作。
復帰方法:
外部割込、ウオッチドックタイマー、RESETピン
スタンバイ
SLEEP_MODE_STANDBY
外部発振器が動作。
上記以外はパワーダウンと同じ。
パワーダウン
+外部割込み復帰
SLEEP_MODE_EXT_STANDBY
外部発振器が動作。
上記以外はパワーセーブと同じ。
ブレッドボードに回路を組み込んで電流を測ってみます。USBの電流が0.1mA単位で測れるこれを入手したので使ってみます。これ↓はバッテリ充電中の写真

さて、Arduino pro miniに送信のスケッチを書き込んでスリープしないと約20mA流れています。SLEEP_MODE_PWR_DOWNを使ってみると3.3mAまで落ちました。


でも期待したほどではなく、これでは電池はあまり長持ちしません。この電流の理由は・・・Arduinoに載っているLEDが光ってます。こいつを取っ払ってやると・・・


やりました、0.1mAまで落ちました。表示はゼロになる時もあるので100uA未満だと思います。これだと電池は一年くらいはもつのではないでしょうか。電池は単四を3直でいいかぁ。さて、この後ケースインします。百均行ってこよう。

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